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北海道一?いや日本一のご飯の友、エゾシカの佃煮「雪もみじ」を食べてみたよ。

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

近年、北海道ではエゾシカ(蝦夷鹿)の爆発的増加により、天然林の食害による生態系への影響、農作物の被害、車との接触事故など深刻な問題を引き起こしています。

 

一般的に「鹿」といえば奈良公園の鹿とかクリンとしたおめめのバンビぐらいのイメージだと思うけど、北海道ではかなり身近な生き物です。

 

とはいっても北海道に移り住んで数年、一度も遭遇したことはありません。札幌市内にも生息しているみたいなんだけどね。

 

100年以上前から北海道ではエゾシカを保護管理してきた歴史があります。増加の原因として捕食者であったエゾオオカミの絶滅、ハンターの高齢化、繁殖率が高いこと(捕獲しなければ4,5年で倍増するといわれている)などがあげられますが、もはや待ったなしの状態なのに目に見えて効果的な対策を打てていないのが現状です。

 

そんな中、エゾシカ肉を北海道の新たな食ブランドとして広める動きがあります。札幌でもここ数年、市内飲食店が参加してメニューを考案、提供する「エゾシカ料理まつり」が開催され、少しづつ食材としての認知度も高まりつつあります。

 

実は鹿肉というのはとても低カロリー、高タンパクでヘルシーなんです。肉質も淡白でクセがなく、食べやすいのも特徴です。

 

今回ご紹介するのは、エゾシカの佃煮「雪もみじ」です。開発、販売を手がけている日本茶専門店「玉翠園」へお話を伺いに行ってきました。

(参考URL:ウィキペディア「エゾシカ」社団法人エゾシカ協会のサイトへようこそ

玉翠園

札幌市中央区南1条東1丁目1


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エゾシカの佃煮「雪もみじ」

エゾシカの生息地はこのような山奥

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

猪肉は「ボタン」、馬肉は「サクラ」、鹿肉は「モミジ」

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

今回はお茶漬けで試食

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

熱々のほうじ茶を注げば・・・

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

完成

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

おおっ!肉の塊がゴロンと

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

姉妹品「炎の雪もみじ」知床羅臼産のたらこを、ほうじ茶で炊き上げた一品

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

北海道の海と山の恵みをご自宅で

日本一のご飯のおとも

エゾシカの佃煮「雪もみじ」

「雪もみじ」を開発した玉木さんが完成までに考案した鹿肉のレシピは100にも及ぶ。

 

「鹿肉の美味しさを知ってもらいたい」「飽きのこない味」「食卓に溶け込める味」を商品の柱に試行錯誤を続け辿り着いたのは、絶妙な焙煎加減で多くのお客様に愛されてきた、ほうじ茶でした。

 

雪もみじをお茶漬けで試食させていただいたが、クセなど臭みは一切なく、鹿肉の持つ力強い肉の味を堪能できました。鹿肉ってこんなに美味しいものだったとは。

 

実は以前、鹿肉を食べる機会があったんだけど、とても美味しいとは思えなかった。それもそのはず、人の手によって飼養管理される牛、豚、鶏と違い、エゾシカは野生動物なので個体によって肉質に歴然とした差が出てしまう。捕獲する個体の選定から、仕留め方、処理の仕方にいたるまで正しく行わなければ美味しい鹿肉にはならないのだ。

 

雪もみじに使われる鹿肉は自身もハンターの資格を持つ玉木さんが信頼のおける業者から仕入れているため、美味しさは折り紙つき。「鹿肉って美味しくないよね」という認識をお持ちのあなたにもぜひ一度食べて欲しい。僕がそうだったように、その認識がくるっとひっくり返ること間違いなしです。

 

ほうじ茶に含まれるタンニンが鹿肉の旨みを閉じ込める働きをするので、小粒でも口の中に広がる存在感はものすごいよ。

 

全て手作業のため大量生産はできず、数量限定です。購入は玉翠園本店のほか、さっぽろ地下街「きたキッチン」、フーズバラエティすぎはら、丸井今井千歳空港店、大金畜産本社売店にて。玉翠園ネットショップからも注文可能。

 

最初に書いたように、北海道ではエゾシカ増加の問題を解決する一環として鹿肉を食材として流通させる動きが広がっていて、鹿肉を使った料理もハンバーグとかカレーとかジンギスカンとか数多く開発されているけど、珍しい食材としての域を出ていないというか日常的に食べると考えた時に疑問が出るものが多かった。だけど、雪もみじは毎日、食卓に出たとしても飽きがこないよね。しかも、これだけ美味しいとなると、一気に問題は解決すると思うな。あっ、解決しちゃったら雪もみじは食べられなくなるのか・・・うーん・・・それは困ったな・・・

 

(関連記事:日本茶の素晴らしさに触れてみるの回。

(関連記事:素材のこだわりが半端じゃない!日本茶専門店が作った「雪萌えパフェ」の秘密。

(取材協力:お茶の玉翠園<ぎょくすいえん>/08:00~18:00(土曜日は16:00迄)/日曜日・祝日定休)

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