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糠にしんを使った元祖!?三平汁を作ってみたよ。

糠にしん

日刊!レラサッポロでは北海道の鍋料理として「カジカ汁」「ごっこ汁」をご紹介してきました。

 

今回は第3弾となる「三平汁」を紹介しようと思うよ。

 

「三平汁(さんぺいじる)」と聞いて、坊主頭の某芸人を思い浮かべたあなたはワタクシと思考回路が似ているのかもしれない・・・

 

さてさて、三平汁は今まで紹介した「カジカ汁」「ごっこ汁」に比べ「石狩鍋」と並んで圧倒的に知名度は高いんじゃないかなと思う。

 

三平汁には一般的に塩引き鮭を使い、酒粕が入っていないと三平汁じゃないよという方もいるかもしれない。

 

しかーし!今回は鰊(にしん)を塩と糠で長期熟成させた「糠にしん」で三平汁を作ってみました。もともと糠にしんが三平汁には使われていたんだって。

 

鰊(にしん)は春を告げる魚「春告魚(はるつげうお)」なんていう洒落た別名を持ち、とても痛みやすい魚なので一昔前は干物(身欠きニシン)、燻製、糠漬けなど保存食として食べられてきましたが、物流の発達によって今ではこの時期、生鰊が出回るようになりました。鰊の刺身、寿司も美味しいよ。

 

そもそも「三平汁」の名前の由来は、北海道南西部の島「奥尻島」の「斉藤三平」さんが殿様に出した、ありわせのもので作った汁から名付けられたとか諸説あるんだけど、その中でもアイヌ料理で使う出汁の名前である「サトゥ・サンペ」が間違って伝わり「斉藤三平」となって一人歩きしたという説が個人的には興味深かった。まぁ、どれが本当かはわかんないけども。

 

というわけで「カジカ汁」「ごっこ汁」に続く、北海道鍋シリーズ第3弾となる「三平汁」の出来はいかに!?

(参考URL:奥尻町|観光 | 味覚・グルメ | 奥尻島が元祖、発祥の 「 三平汁 」ウィキペディア「三平汁」ウィキペディア「ニシン」ウィキペディア「鰊御殿」

本漬けニシン

糠にしん

糠まみれだ

糠にしん

やっぱり糠まみれだ

糠にしん

糠を綺麗に洗い流して

糠にしん

ぶつ切りにして

糠にしん

じゃがいも、大根、豆腐を

糠にしん

水、昆布をいれた鍋にぶちこんで後は煮るだけ。調味料は一切必要なし!

糠にしん

あっという間に完成

次の日の三平汁おいしいよ

糠にしん

あっ・・・美味い!

 

糠にしんから染み出た「旨み」がとんでもなく深い!そして美味い!野菜から出る「甘み」と融合して極上の汁に仕上がっています。

 

いやぁ、料理の腕を上げちゃったなぁ・・・いやいや、全て糠にしんのおかげですってば。

 

身自体も旨みがぎゅっと凝縮していて、燻製したようなスモーキーな香りが鼻を抜けていきます。

 

煮物、昆布巻きと色々あるけど、糠にしんが一番美味しいんじゃなかろうか?身の美味さが段違いです。

 

2日目はさらに旨みが汁全体に溶け出して、さらに美味かった。

 

それにしても糠にしんの実力がこれほどまでとは!もっと早く知っておけば・・・。焼きにする場合は「塩抜き」して塩分を適度に調節する必要があるけど、きっとこれも絶品に違いない。想像しただけで涎が出たので、また糠にしんを買いにいこうと思う。

 

↑長期貯蔵されたジャガイモ「キタアカリ」の商品名「よくねたいも」。ネーミングセンスが抜群だね!誰がつけたんだろ?

 

ちなみにCA貯蔵(ontrolledAtmosphereStorage)とは酸素を減らし、炭酸ガスを増やし低温に調節された空間で貯蔵することでジャガイモの呼吸を抑え、長期貯蔵を可能した方法のこと。この過程でジャガイモの澱粉がゆっくりと糖に変化して甘いジャガイモが出来上がるというわけ。

 

そんな夢の貯蔵法がCA貯蔵!

 

さぁ、みなさんもご一緒に。CA貯蔵!CA貯蔵!CA貯蔵!

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